Friend Creater Exhibition 井上陽介展



 金工家 井上陽介さんの展覧会が東京吉祥寺で開催されます。
Blog 道具考4で紹介しましたハンマーの主が井上さんです。彼とは
長いお付き合いになりましたが、これまで金属と木の組み合わせ作品を
数々制作して来ました。その都度、彼のアイディア、テクニックそして
センスに助けられ、満足の行く作品を制作する事が出来ました。
 今回も、井上さんが最も得意とするところの、銀、銅、赤銅、四分一
銀などによる鍛造マーブリングを中心に、繊細なテクニックとオリジナ
リティー溢れた作品が揃いました。是非ご覧頂きたいと思います。

リベストギャラリー 創 5月31日(木)〜6月6日(水)

〒180-0002 武蔵野市吉祥寺東町 1-1-19
TEL/FAX 0422-22-6615

桜満開



 桜がやっと満開になりました。
写真は桜に残雪の甲斐駒ケ岳です。弘前の桜が満開、ゴールデンウイーク
の花見客で最高の人出とニユースで報じられていましたが、青森県とここ
八ヶ岳南麓標高1000mと同じなのですね。
 暖かい冬でしたので開花が早いかなと思っていたのですが、例年通り連
休に満開となりました。
 私が写真を撮っておりましたら、ちょうど子が母親を桜の前で写真を撮
っておられたので、お二人でどうぞと撮ってあげました。親子と言っても
子は私と同年輩、お母さんはきっと八十を超えておられると思います。
『来年もお元気でこの桜がご覧になれますように』と念じてシャッターを
きりました。
 なんとかこの連休中もってくれないかと願っていますが、前線を引っぱ
った低気圧が西から近づいてきました。花散らしの雨風が心配です。

Craft Ban新作-3 Jamspoon



 07.新作-3はジャムスプーンです。
Craft Banには柄の長い定番のジャムスプーンがありますが、今回少し
柄を短くして柄尻を平に仕上げて立たせる事が出来るようにしました。
 ジャムをすくった後、スプーンを立てておくとテーブルを汚すことが
ありません。と言いたいところですが、少しの振動で倒れる確率が高い
ので、やはりお皿に置いた方が無難かもしれません。
でも、ジャムの瓶の横にヒョコンとスプーンが立っていたら朝食のテー
ブルがお洒落になることは請け合いです。
 今回、チーク、ウォールナット、オーク、カリン、メープルを組み合
わせてありますので、木の色味も楽しんで頂けます。

Jamspoon¥2.800

西田幾太郎記念哲学館



石川県で唯一の安藤建築、西田幾太郎記念哲学館にも立ち寄りました。
建築誌に紹介されている哲学館の写真は、階段下から仰ぎ見たショット
で画面上部は真っ青な空そしてコンクリートにガラスの箱、広大な印象
をあたえる写真で是非その空間体験をしたいと思っていましたが、実際
にその場に立ってみて、写真を見て想像していたものとのギャップが大
き過ぎました。建築写真のマジックです。
 安藤忠雄の建築は数多く見て来ましたが、そのほとんどが見せたいア
ングル発見率が高いのです。しかしこの哲学館はここが見せたいスタン
ドポイントと言う場所がなかなか発見できませんでした。やはり写真で
見たアングルが唯一のベストポジションでしょう。
 安藤建築で体感する少し移動するとまったく印象の異なった空間が出
現する楽しさがあるのですが、残念な事にあまりのも素直過ぎる構成は
少々退屈でした。もう一つ気になった事、いったいこの巨大空間を年間
何人の人が訪れ何人が利用しているのだろうか。小松で見て来た図書館
と比較して建築に求められるものは何なのかと、疑問を投げかけさせて
くれた場所でした。
 帰路は少し遠回りをして能登自動車道で日本海を左手に眺めつつ北上
し七尾市に出て、今度は春の日を受けて輝く富山湾を眺め気持ちのいい
ドライブを楽しんで帰って来ました。短い旅でしたが、三ケ所のそれぞ
れ個性的な建築を観る事が出来て中身の濃い2日を過ごせました。

金沢21世紀美術館



 小松からの帰路、金沢の21世紀美術館に立ち寄りました。以前から
気になっていた建築で、妹島和世の設計によるものです。
長野県飯田市の小笠原資料館と東京表参道のDiorは見に行って来ました。
どちらもガラスとメタルの構成で現代を象徴する空間を形作っており好
きな建築家の一人です。
 期待をもって行きましたがそれを裏切られる事なく妹島建築の空間を
十分堪能してきました。来館日は展示替えで展示スペースには入る事が
出来ず、無料開放スペースを一周、外を一周ゆっくり体感して来ました。
 ガラス空間の内と外は歩く自分の姿や風景を映し込んだり、中から外
の風景を遮る物なく見せてくれます。かくコーナーにはそれぞれ異なっ
た作家の椅子が置いてありゆつくりと風景を楽しむ事が出来ました。
 新緑の木々を眺めていて、フッと、かのミース.フアンデルローエの
ファンズワース邸の居間はスケールこそ違えこんな感じなんだろうなと、
思わぬ体験までさせてもらい、十分満足してミュージアムショップで記
念にドアーストッパーを購入して館をあとにしました。
 お勧めを書き忘れました。美術館地下駐車場から館に入りますと四方
透明ガラスのエレベーターがあります。そのエレベーターは吊り下げ式
ではなく、油圧シリンダーの持ち上げ式で、上下する機構も必見ですし、
なにしろ全面透明ガラスの箱が楽しい。身障者専用ではないと思います
ので是非来館の折には体験ください。

小松市立 空とこども絵本館



 石川県小松市の「空とこども絵本館」からライブラリーカレンダーの
オーダーを頂き納品に行って来ました。納品に伺うまでもなくお送りし
ても良かったのですが、この図書館の建築とインテリアそして図書館と
してのシステムを是非とも見ておかなくてはと思ったので伺う事にしま
した。
 この図書館のユニークなところは、1931年に石川県営繕部の中宮勝
二氏が設計した小松警察署の外壁をそのまま内部を新たに設計した事に
あります。外壁が当時のままであるばかりではなく、インテリアの部分
々に当時の真鍮飾りが利用されていたり新旧がとても自然な形で融合さ
れていたのには想像以上で感激しました。
 行政の箱物にありがちな創っておしまいではなく、ここの図書館とし
てのシステムが、とことんこどもを中心に細部にわたって考えられてい
る事です。ここにはスリッパがありません。その意味は、赤ちゃんがハ
イハイしても衛生的であるようにとの事で、床は磨き上げられ全館床暖
房されていました。トイレも自主性を重んじて子供のスケールに合わせ
た設計になっており、オモラシしても心配ないようシャワーも完備され
ていました。授乳室やミルクのためのお湯の用意までされていて、場所
が指定されていますが飲食もOKです。
 そして本来の目的である絵本は言うまでもなく質量とも充実していま
した。ここまでには6年にも渡る市民と行政側とのコミニュケーション
があったからこそで、職員の方々の子供に対する愛情が表面的なもので
はない事が伝わって来る館内には温かな気持ちが流れており、来館して
いた親子がとても豊かな表情をされてました。建築に関心がある人ばか
りではなく、図書館の関係者の見学があればいいなと思うと共に、その
ような図書館にクラフトバンの物が納められた事を幸せに思いました。

秋山実「千代鶴是秀写真集』



 写真集『千代鶴是秀」の紹介
木工に携わっている人なら一度は耳にしたであろう伝説の鍛冶千代鶴是秀
の木工道具の写真集です。その人となりは白崎秀雄著『千代鶴是秀』講談
社刊を読まれる事をお勧めします。
 私は道具は飾り物ではなく使いきってこそ道具の使命と思っていますの
で、この写真集の中表紙の写真がまさしく、私の理想とする道具使い、つ
まり研ぎ減らされた叩きノミ。それも律儀な研ぎ方で凛とした姿に良い物
を沢山生み出したのだろうと想像される道具で、背筋がピンとさせられる
写真でした。生み手と使い手のせめぎ合いが語りかけてくる奥深い写真集
です。折り返しの作家紹介にはこうあります。
 写真家の秋山実が30年以上かけ撮影した大工道具の数々。それらは、
千代鶴是秀を中心とした、日本の傑作手道具である。機能を追求した上で
はじめて立ちあらわれる、洗練された姿が内包する豊潤かつ清冽な世界が
今、再び我々の眼前に広がってくる。とあります。
 実は、写真家秋山実は私の写真の師匠で、卒業後すぐに弟子入りさせて
頂き写真のみならず様々な事を教えて頂き、それは今の木工の仕事にも生
かせています。この写真集は師からの進呈で、愚弟を何時までも気に懸け
て下さっていることに深く感謝しています。

 秋山実写真『千代鶴是秀写真集』ワールドフォトプレス刊 ¥1905

季節の逆走



 朝、外は銀世界で季節が2ヶ月逆戻りしました。昨日冬のような寒さ
で夜にはみぞれ混じりの雨が降り始め、日付が変る頃にはベランダがう
っすらと白くなっていましたので、朝には積もるかもと思っていました
がこの季節の逆走には驚きました。今年は暖冬々と言われ、確かに雪が
少なく暖かい冬でしたがいつまでも寒いです。
 春の淡雪午後には嘘のように融けてしまうと思います。本日定休日、
タイヤもノーマルに交換してしまったし家でおとなしくしてましよう。

ヤングポートフォリオ展



K'MopA 清里フォトアートミュージアムのヤングポートフォリオ展に
行ってきました。
 写真表現に情熱を燃やす青年たちの作品を後世に残すために、公募
を行い選考された作品をパーマネントコレクションする美術館の企画
展で毎年楽しみにしている企画展覧会です。
今年は選者の傾向でドキュメンタリータッチの作品が選ばれており、
私にとっては若干重いテーマの写真が多く、心打つ作品が少なかった
のは少々残念ではありました。選者によって良しとされる写真が大き
く偏る事はしかたのない事であり、ある意味その写真のどこを良しと
したのか発見する楽しみはありますが、『いかにも』と悟らせる写真
をシラケた気持で見てしまうのは観る者の我がままなのだろうか。
 パンフやポスターに使用されているヤン.フォン.ホレベンの作品には
心和まされ、見飽きぬ作品と出会えました。これまでのヤングポート
フォリオ展でみせてもらったあのナイーブな作品にまた出会いたいと、
来年の展覧会に期待しつつ帰って来ました。

   ヤングポートフォリオ展 2007年6月17日(日)まで。

 K'MoPA 清里フォトアートミ=ジアム  TEL 0551-48-5599

www.kmopa.com

Friend Creater Exhibition 寺島千恵子絣織展



 寺島さん長年に渡って制作された初期の作品から最新作に至まで一同に
展示されます。その作品数36点迫力の展示です。
 一貫して妥協しない素直な作風は観る者の心を捕らえ、絣織りの魅力に
導いてくれます。このタピストリーはこの空間のこのシーンでと一つ々の
作品で想像を巡らす楽しさを教えてくれたのが寺島千恵子さんの作品です。
 
   寺島さんの言葉から

経糸 緯糸を括り、染め、絣糸とし
絵を描くように織ったタピストリー
です。単純な作業の繰り返しの中か
ら、新しい感覚の表現様式の布をご
覧下さい。
 
   ギャラリー 小太郎

山梨県北杜市須玉町大豆生田 428

   TEL 0551-42-2521




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